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その日の想いを徒然なるままに。
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募り続けたこの想いの中 想い続けた夢の光景が
叶うと同時に刹那さを知る この手に残る君の温もり
微かに残る 君の温もり 失ったわけではないけれど

今はそれを感じられない

目覚めた腕の中君は居ない くすぶりの中の吐息も聞こえない
重ね合った唇が 離れ離れにならないように
もう悲しませないよと 

誓いを胸に

七本の刃が僕を切り刻む

――時の番人よ 我に力を――

それは正夢になる夢だった 想い続けた夢の光景が
醒めると同時に涙が落ちる 脳裏に浮かぶ君の微笑み
忘れられない僕の中の君 失ったわけではないけれど
どうしてだろう 涙腺が緩む

手を伸ばしても君は居ない 目を開いても君は居ない
繋ぎあった手が 離れ離れにならないように
もう遠ざからないよと

誓いを胸に

七本の洗礼の元に

――時の狩人よ 我を導け――

僕と君とを結ぶ 午前零時発の夢の続きと
二人を導く香りに誘われ 静かに唇を重ねる
時が流れを止めるのを祈り 時を司る神に視線を送り

抱きしめた腕の中に 君の幻
幻でもいい 君が欲しい

重ねあった唇が 世界を超えて 時空を超えて
もう渡しはしないよと誓いを胸に 七本の刃を僕は叩き切る


時の番人よ 我に力を

時の番人よ 願いは一つ

時の番人よ あの時を我に
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新しい思い出を ひとつずつ…ひとつずつ… 時間(とき)に刻むたびに
また ひとつずつ…ひとつずつ… 薄れてく彼方との想い出

一度交わって 離れ離れになった この道
涙流して 泣き叫ぶよりも
声殺して 耐え忍ぶよりも
むしろ感謝しよう 彼方と出逢えたことに

"別れだけを いつまでも悲しんでいたら…"
"いつか 本当の幸せを逃すよ"
誰かが云ってたね…

気づいてないフリしてて 本当は気づいてた
彼方の心が とうにワタシから離れているっていうことを

それでも彼方と居たくて 彼方と離れたくなくて

涙溢れて止まらない 今は涙流させてください
彼方が居なくなった この交差点の真ん中で

いつか 涙枯れるまで



 
write date:1998年
波の音は 儚く消えゆき

波の香りも いつしか散る


嗚呼 願いは叶ったのだ
ずっと夢見ていた このひと時を
今私は 感じているのだ
お別れだ、海よ

この美しい夜に
その日を迎えられたことに感謝します
この美しい場所から
旅立てることを感謝します

そして 今此処に請う
月よ 私を照らせ
星よ 私の願いを聴け
永遠の海へと還る私の想いよ
あの日見た 彼方の夜空へと、届け

それだけが望みだ
どうかこの想いを あの人だけには伝えてくれ

誰も知らぬこの地で
独り死にゆく私の 最期の願いだ


…波の音は 儚く消えゆき

海の香りも いつしか散る…

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