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その日の想いを徒然なるままに。
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街の風が冷たくなった 少し肌身に染みる頃
木漏れ日の舞う街路樹で
落ち葉をサクサク踏みしめながら

小さな恋の想いは 儚く色褪せる

憧れたあの人に想いを打ち明けようとも
それさえ出来ずに 溜息ばかりの毎日

木枯らしの舞うこの路を
とぼとぼ歩いては 立ち止まり

ふと空を見上げては 涙が零れたよ

伸びてゆく飛行機雲を指で追いかけてみたり
公園のベンチに座り呆けてばかりいたよ

そんなこんなで思い悩んでみても
壮大なる空を目に 自分がちっぽけに見えて
何故かいつも 開き直ってしまうんだ

ぐいっと袖で涙を拭い
ずずっと鼻水すすって

胸を張って 大きく腕振って
また前を向いて歩き出すんだ

いつもの元気な自分に戻ろう
ある晴れた秋空の真下で


Write word:2002年
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